2025年02月26日

 芸西村の子育て中の皆さん、こんにちは

毎日まだまだ寒い日が続いていますが、お元気でお過ごしですか。
今回は、子ども(乳児)の便秘についてのお話しです。
 子ども(乳児)はおなかの動き弱いので、便がなかなか出ないことがあります。その場合、機嫌が悪いわけでもなく、おなかも張りません。2日間出ないようなら、綿棒で刺激してみましょう。
 離乳食が2回から3回頃になると、今度はうんちを出すことを我慢して便秘になることがあります。このような場合では、便がやわらかくなるように、食物繊維が十分とれるようにしましょう。

 【保護者の方がお家でできるホームケアのポイント】
〇綿棒で肛門を刺激してみる
 綿棒(太めの方が痛みが少ない)とワセリンを用意します。綿棒にはあらかじめ、先から1㎝と2㎝のところに印をつけて、どのくらい挿入したかわかるようにしておきます。
 綿棒の先にワセリンを付け、2㎝ほど肛門にいれて大きく「の」の字を描くように動かします。4回~5回、丸く肛門を広げるように描くと便が出てきます。安全のためくれぐれも2cm以上は、奥に綿棒を入れないようにしてください。
(お尻の下におむつやビニールを敷いて行いましょう)

〇食物繊維をたっぷりとる
 離乳食が始まっている場合は、段階に合わせて食物繊維の多い食品を取り入れてみましょう。海藻類や大豆、サツマイモ、リンゴなどがおすすめです。おやつを焼きリンゴ、寒天ゼリーにするのもおすすめです。
★こんなときは病院で診察を受けましょう
□うんちを出す時に痛がって泣く
□肛門を綿棒で刺激しても便が出ない
□うんちを出す時、肛門が切れて出血する
□便秘だけでなく、母乳やミルクを噴水ように大量に吐く

お問い合わせ:子育て世代包括支援センター0887‐37‐9581(直通)
月曜~金曜 8:30‐17:15(祝日・年末年始を除く)
※毎週火・木曜日:山﨑助産師在席しています
◎次回CoCoRoカフェの開催日(毎月第3火曜日)
 ここでほっとしませんか、お茶をご用意しています。
 令和7年3月18日(火)14:00‐16:00(山﨑助産師在席)